就活のスケジュールはこうだ!
これが就活のスケジュール!
「就活証明写真のサイズと焼き増しの方法は?撮影時期も教えます」でも少しご紹介しましたが、毎年の就活スケジュールは、経団連の発表に基づいて決まります。まずは2019年3月卒業の人の就活スケジュールをザッとご紹介してみましょう。
2019年卒業生の2018年就活スケジュール
企業エントリーが始まる2018年3月以降のスケジュールをご紹介しましたが、この前に就活生は自己分析、業界研究、インターンシップなどをしっかり行っておかなければなりません。2017年の夏頃には多くの人がそうした準備に取りかかります。つまり、大学生ならば遅くとも3年の夏休みから就活は始まっているということですね。実際に動き始めるまでにどのくらい準備ができているかによって、次の1年がずいぶんと変わってきます。
就活開始前に自己分析・業界研究をしっかりやる
では、エントリー前にやっておくべきこととは何でしょうか。もちろん、どの企業にエントリーしたいかを決めなければならないので、どんな仕事に就きたいか、どんな選択肢があるのかを知っておかなければなりませんが、そのためにはまず「自己分析」、そして「業界研究」がとても重要です。
自己分析とはどんなもの?
まずどんな仕事をしてみたいのかを考えるにあたり、自分がこれまでしてきたことや今興味を持っていることを掘り下げてみましょう。この作業をしっかりやっておくことでエントリーする際に不安がなくなり、さらにエントリーシートの記入や面接でもとても役に立ちます。逆にここをおろそかにして適当に志望先を決めてしまうと、後々になって「これでよかったのか・・・」と悩むことになり、面接でも自信を持って受け答えができなくなってしまいます。就活で最も重要なのは自己分析だと言っても過言ではないでしょう。
業界研究はどうやってやる?
さて、次に自己分析を通してやりたいことが明確になってきたら、興味がある業界について調べてみましょう。例えば「アナウンサーになりたいな」と思ったなら、放送・テレビ・ラジオ業界について詳細に調べていきます。例えばテレビ局ならNHK、民間放送局、地方局、BS・CS局、CATV局に加えて、今はインターネットの放送局もありますよね。無料放送と有料放送がありますが、それぞれ広告宣伝費の流れなどについても調べてみましょう。そして番組を作っている制作会社のことも調べたりするうちに、アナウンサーじゃなくて制作会社で番組を作ってみたい!と思うようになるかもしれません。そして興味をもった職種についている先輩にOB・OG訪問に行って話を聞いてみることも大切です。
選考の具体的な流れ
志望する企業が決まったらエントリーシートを提出することになりますが、実際に3月になってエントリーシートを提出してから内定をもらうまでにはどんな流れになるのか、ザッと見てみましょう。
- ①エントリーシートの提出
- ②筆記試験
- ③グループ面接
- ④個人面接(2〜3回)
- ⑤内定
大まかな流れは上記の通りです。就活サイトなどで①のエントリーシート提出の前にプレエントリーを行うこともできます。プレエントリーを行うと、企業から個別説明会のお知らせが届き、これに参加すれば合同説明会よりさらに詳細な企業情報や社員の生の声などを聞くことができます。プレエントリーが可能なのは3月から企業の選考が始まるまでの間なので、これに申し込みたい場合は遅くとも2月中には志望する企業を絞っておく必要がありますね。
エントリーから内定までは半年以上の年月がかかります。その間に多くの企業で試験や面接を受けることになるため、この期間には多くの精神力と体力を消耗することになるでしょう。しかしどこかに引っかかりますようにといった受け身の姿勢ではなく、自分が輝ける場所を自分から取りに行くつもりで能動的に活動を行えば、この期間は多くの人生の先輩から話を聞き、また自分の話を聞いてもらえる冒険の場になります。最後まで就活証明写真を撮ったときの希望を忘れずに持ち続けてがんばってください。