【基本編】
就活証明写真の基本サイズ
就活時に提出する履歴書やエントリーシートには証明写真を貼ります。写真のサイズは縦36〜40mm、横24〜30mmというのが一般的で、たいていは履歴書に書いてありますよね。何も書いていない場合は、市販の履歴書には3×4cmの証明写真を貼っておけば問題ないでしょう。ただし、企業が指定した履歴書を使う場合は指定サイズが異なることもありますので、必ず確認してそのサイズに合ったものを用意する必要があります。
Jobwebの調査を見る限りでは、就活証明写真の質やサイズについてあまり重視していない就活生も一定数いるようですが、指定よりも写真が小さいために枠が見えていたり、写真が大きすぎて異様に主張してしまっていたりする履歴書は、就活生が思っているよりも人事担当に悪印象を与えます。その後の人生を左右する大事なポイントなのですから、いい加減に対応せず、異なるサイズが必要になったら撮影した写真スタジオでサイズ変更をしてもらいましょう。有料のところと無料のところがありますのでそれも事前に調べてスタジオ選びの基準に加えるといいかもしれませんね。
焼き増しはどうしてる?
写真スタジオが実施している就活生向けの撮影プランでは、プリント枚数が20枚以上のパックになっているところも多いですよね。しかしそれだけあっても就活の進行によっては足りなくなるケースもあるでしょう。その場合、もう一度撮らなくても以下の方法が考えられます。
①写真スタジオに焼き増しを依頼する
②デジタルデータを自分でプリントする
まず①の焼き増しですが、これは写真スタジオによって料金設定が異なります。稀に焼き増しも○枚まで無料というところもありますのでよくチェックしてみてくだい。また、写真スタジオではデジタルデータ支給が込みのプランも多いので、データが手元にある場合は②のように自力でなんとかする方法も考えられます。この場合、コンビニの写真プリントを利用するか写真用紙を買って来て自宅のプリンターで印刷したりするかになると思いますが、まずコンビニで印刷する場合は1枚ずつだと結局高くつくので元データを編集して複数枚配置して量産するのが好ましいでしょう。そして自宅で印刷する場合は持っているプリンターに合わせてフォトプリント用紙を買ってこなければなりません。その際にもデータ編集は必要になります。
せっかく写真スタジオで写真を撮ったのに、焼き増しにかかる料金をケチッたために質の悪いプリントになってしまっては元も子もありません。よほど写真データの加工や指定サイズへのカットに自信のある人以外はスタジオに焼き増しを依頼するのがいいでしょう。
就活証明写真はいつごろ撮ればいい?
就活のスケジュールについては、おおよそ経団連が毎年提言する採用選考活動指針に基づいて企業側も就活生も動くことになりますが、エントリーや企業説明会が始まるのがだいたい3月の始めです。その前年の夏〜秋頃には企業研究を始めている人が多いでしょう。
では就活証明写真はいつごろ撮っておけばよいかというと、3月頭までには履歴書やエントリーシートに必要なものは準備をしておきたいですよね。しかし考えることはみんな同じなので、2月から3月にかけて写真スタジオはとても混みます。特に就活生向けのプランを利用したいと考えているなら、それよりも少し前に動き出すのがおすすめです。
目安としては、年が明けたら写真スタジオにあたりをつけておいて1月中に予約を入れ、遅くとも2月中頃までには撮り終えておくというのがベストでしょう。書類の提出ギリギリに写真スタジオを探し始めるようでは、慌ててお得なプランを利用損ねることもあります。丸一日撮影にあてるくらいの時間の余裕を持てる時期に撮影しておくといいと思います。